Sunday, June 26, 2005

離婚調停、裁判

■離婚調停、裁判
被害を受けた女性や子どもが暴力の環境から抜け出し、新しい人生を歩むためには多くの社会的手続きが必要になります。最も大きな問題が加害者との離婚です。未だに、多くの女性は、離婚し自立して生きていくことが困難な状況のなかにいます。DV関係にあった夫婦の場合、協議離婚がほとんど望めません。離婚は調停、裁判という手続きで進むことが多く、この場合はアドボケイト・サービスが欠かせません。
しかし、むやみに裁判を行うのではなく、被害者のニーズや体力にあった支援を行う必要があります。カウンセリングの進行との兼ね合いもあり、丁寧に進めていかないと支援がかみ合わず、逆効果になる場合もあります。